日本政府観光局が発表した11月の訪日外客数は、前年同月比40.1%増の164万8000人となり、11月として過去最高となった。
11月は、学校休暇によりマレーシアやフィリピンの訪日旅行者数が大きく増加したほか、紅葉観賞などを目的とした訪日需要の増加で順調な伸びを示した。
市場別では、ロシアを除く19市場が11月として過去最高を更新した。マレーシアは単月としても過去最高となった。
2015年1月から11月までの累計では、1796万人となっている。市場別では、タイ、シンガポール、マレーシア、インド、豪州、米国、英国、ドイツがそれぞれ2014年実績を11カ月で上回り、今年の累計が昨年実績を超えた市場は19市場となった。
一方、11月の出国日本人数は同0.7%減の134万6000人と低調だった。