【IIHS衝突安全】トヨタ の9車種、最高評価…自動車メーカー最多

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トヨタ RAV4の2016年モデル
  • トヨタ RAV4の2016年モデル
  • レクサス ES の2016年モデル
  • サイオン iA
  • トヨタ カムリ(米国仕様)
  • トヨタ プリウスv(プリウスα)の2015年型
  • トヨタ アバロン の2016年モデル
  • レクサスNX 200t(北米仕様)
  • レクサス RC

米国IIHS(道路安全保険協会)は12月10日、「2016トップセイフティピック+」のリストを公表した。トヨタ自動車(レクサスとサイオンを含む)が、最多の9車種で最高の安全性評価を獲得している。

IIHSの「トップセイフティピック」を受賞するには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、横転の各耐衝撃性能試験の全てで、最高の「GOOD」評価となるのが条件。また、自動ブレーキなどの前面衝突予防評価で、「ベーシック」を獲得することも求められる。

さらに上のトップセイフティピック+を受賞するには、トップセイフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価において、3段階評価で2番目の「アドバンスド」、最高の「スーペリア」のいずれかの獲得が必要となる。

トヨタ自動車で2016トップセイフティピック+に選ばれたのは、トヨタブランドが『カムリ』、『プリウスα』、『アバロン』、『RAV4』の4車種。レクサスブランドが『CT200h』、『ES』、『RC』、『NX』の4車種。サイオンブランドが『iA』(マツダ『デミオセダン』のOEM)1車種。合計9車種は、自動車メーカー最多となった。

IIHSは、「トヨタはアバロンやRAV4に、自動ブレーキを追加した。両車は前面衝突予防評価が、最高のスーペリア」と評価している。

《森脇稔》

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