10日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)のシリーズ運営団体JRPが2016年シリーズの開催日程を発表。夏にJAFが公開した登録申請から一部が変更され、開幕戦鈴鹿は当初予定より1週遅れの4月23~24日の開催になるなどしている。
JRPから発表された来季のSF開催日程は以下の通り。
■2016年スーパーフォーミュラ
第1戦 4月23~24日 鈴鹿サーキット(三重県)
第2戦 5月28~29日 岡山国際サーキット(岡山県)
第3戦 7月16~17日 富士スピードウェイ(静岡県)
第4戦 8月20~21日 ツインリンクもてぎ(栃木県)
第5戦 9月10~11日 オートポリス(大分県)
第6戦 9月24~25日 スポーツランドSUGO(宮城県)
第7戦 10月29~30日 鈴鹿サーキット(三重県)
SFと並行参戦する選手が多い世界耐久選手権(WEC)との日程重複等を回避する方向で、JRPと関係サーキットが調整を進めた結果、当初のカレンダー登録申請からは開幕戦と最終戦、鈴鹿サーキットでの両大会が変更されるかたちとなった(最終戦は当初予定より1週早まった)。
また、来季開幕前の公式合同テスト日程も併せて発表になっており、鈴鹿サーキットで3月14日~15日、岡山国際サーキットで3月31日~4月1日という2回が予定されている。
来季のSFはヨコハマ製ワンメイクタイヤの導入初年度(15年まではブリヂストン製)ということでも注目を集めており、既に今年11月下旬には全車ヨコハマ装着での実質第1回目の合同テストも鈴鹿で開催されるなど胎動は始まっている。このテストには今季GP2王者でF1マクラーレン・ホンダのテスターでもあるストフェル・バンドーンら、海外からの参加ドライバーも多く、来季のSFは一層充実した参戦選手ラインナップとなることも期待されるところだ。