11月18日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー15。ドイツの高級車、アウディのプレスカンファレンスでは、電動化車両の販売に関して、野心的な計画が示された。
これは、プレスカンファレンスに登壇したアウディオブアメリカのスコット・キーオ社長が明らかにしたもの。同社長は、「2025年までに、アウディの米国販売の少なくとも25%を、電動化車両にするつもりだ」と宣言している。
この目標達成に向けた最初の取り組みとして、アウディは2015年内に、『A3スポーツバックe-トロン』を米国市場に投入する予定。同車は、『A3スポーツバック』をベースにしたプラグインハイブリッド車(PHV)。
さらにアウディは2018年、電動パワートレインを積むSUVタイプのEVを市販する計画。これに合わせてアウディは、全米で150kWの急速充電ネットワークの整備に乗り出す。
アウディオブアメリカのスコット・キーオ社長は、「今こそ、電動走行をメインストリームにする時が来た」と語っている。