全日本モトクロス選手権シリーズに参戦するヤマハ発動機の「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の来季陣営が明らかになった。
エースライダーとして期待される平田優 選手(愛知県出身、1984年生まれ)に加え、三原拓也 選手(徳島県出身、1990年生まれ)が新加入する。
2016年型のファクトリーマシン YZ450FMにより、国内最高峰 IA1 クラスにて2011 年以来となるチャンピオン獲得を目指すとともに、実戦を通じた技術開発をおこなう。
平田選手は、2013 年にヤマハチームに加入し、IA1 クラスでランキング3位を獲得。2014年は3 勝をあげる活躍をしながら、シーズン序盤の怪我が影響しランキング 5 位で終わった。
YAMAHA FACTORY RACING TEAM に加入した今年は、開幕前の怪我により全戦を欠場。現在は回復し、来たる2016シーズンに向けて準備を進めている。
一方、新たに加入した三原選手は、2007年から国際A級に昇格し、IA2クラスに参戦。2011年には同クラスのチャンピオンを獲得した。
また、2013 年からIA1 クラスにステップアップし、3シーズン目となった今年はランキング6位の成績。2016シーズンは、さらなる活躍が期待される。