マツダは、新型『ロードスター』に新たな上級グレードの「RS」を設定した。
主な特徴は、走行性能を高めた足回りとレカロと共同開発した専用シート。ビルシュタイン製ダンパーとフロントにサスタワーバーを装着し、シャシーのポテンシャルを極限まで引き出すとともに、リニアなコントロール性とよりダイレクトで高いレスポンスのドライブフィールを実現。 フロントとリアに外径280mmの大径ブレーキを採用し、ワインディングでの絶対性能とコントロール性を高めた。また、LSDが標準装備となる。
レカロと共同開発した専用のシートは、イタリアで生産されるアルカンターラ素材とナッパレザーの組み合わせに仕上がっている。他グレードでは、オプションで用意していた「インダクションサウンドエンハンサー」が標準装備となり、エンジンの吸気脈動をよりダイナミックな音に増幅し、サウンドの演出に拘った。
エンジンは、通常通り1.5リットルのSKYACTIV-Gを搭載し、最高出力131psと最大トルク15.3kgmを発揮する。6速MTのみの設定とし、車両重量は1020kg。価格は、319万6800円だ。