タカタとIHIは11月16日、IHIが製造した津波救命艇専用のシートベルトを共同開発したと発表した。タカタが船舶用4点式シートベルトを開発するのは今回が初。
津波救命艇は津波襲来時に浮遊して安全に避難するためのもの。IHIでは 2013年に日本で初めて津波救命艇の原型承認を取得し、今回、安全性や避難生活を高い次元で追及したモデルチェンジ型を開発した。
タカタとIHIが共同開発した専用シートベルトは、装着が容易で体全体をホールドできる形状になっている。また、衝突模擬試験を実施するなど、シートベルトと座席、ヘッドレストの総合的な機能と安全性を検証している。