三菱自動車工業は10月28日のプレスブリーフィングで相川哲郎社長が、ワールドプレミアとなったEV(電気自動車)のコンパクトSUVコンセプトである『eXコンセプト』などを披露した。
今回のテーマは「Driving Beyond SUVと電気の力で、一歩先へ。」とし、経営資源を集中しているSUVと電動化技術に焦点を当てている。eXコンセプトは次世代のEVシステムなどを提示しており、相川社長は「ドライバーが自信をもって1歩先に踏み出せる走りを実現するイノベーション」とアピールした。
エネルギー密度を2倍に高めたリチウムイオン電池を採用、駆動系は前後に2基の高出力モーターを配した4WDとしている。また、軽量化の推進によって「航続距離は従来のEVを大幅に上回る400kmを実現する」(相川社長)という。