ヤマハのマリンジェット、2016年モデルを発表…新開発エンジンを3機種に搭載

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ヤマハ発動機は、水上オートバイ「マリンジェット」の2016年モデル合計11機種を12月1日から順次発売する。

2016年モデルでは、中位モデル「MJ-VXクルーザー」、「MJ-VXデラックス」、エントリーモデル「MJ-V1スポーツ」の3機種に、新開発の専用エンジン「TR-1」を搭載する。

TR-1エンジンは、排気量1049cc3気筒4ストロークのマリンジェット専用に開発したエンジンで、減速機の省略やオイルタンクの一体化、パーツの小型化などで、エンジン本体の大幅な小型化・軽量化を実現した。従来のVXシリーズ搭載エンジンと比べて25kg軽量化しながら最大出力を13%アップした。

2016年モデルでは、新たにHOエンジンを搭載したクルーザータイプのニューモデル「MJ-VXクルーザーHO」をラインナップするほか、全機種でグラフィックやカラーを変更した。

また、リバースゲートの作動とスロットル調整を左手側のレバー操作に連動させることで、減速やバック、減速しながら旋回など、操作できるデバイス「RiDE」を設定する。

艇体とデッキの素材に、独自の超軽量素材「ナノエクセル」と、これを改良した「ナノエクセル2」を採用。ナノエクセル2はナノエクセルと比べ18%軽量化、採用モデルの運動性能を向上させた。

MJ-VXクルーザーは2016年3月1日発売で価格は157万4300円。エントリーモデルのMJ-V1も同日発売で価格は126万4300円。

《レスポンス編集部》

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