J.D.パワーアジア・パシフィックは、日本のリプレイスタイヤ顧客満足度調査結果を発表した。
今回で7回目となる調査は、市販タイヤ(冬用タイヤを除く)を新品で購入後、3~14か月経過した乗用車ユーザーを対象に、市販夏用タイヤの顧客満足度を測定するもの。
2014年6月から2015年5月の間に市販夏用タイヤを新品で購入した乗用車ユーザーに対し、今年7月下旬から8月にかけてインターネット調査を実施し、総計7979人から回答を得た。
市販夏用タイヤに関して「グリップ/ハンドリング性能」、「乗り心地」、「耐摩耗性能」、「見映え」の4つのファクターで総合的に評価してもらった。
セグメント別では、前年より満足度が低下したのはミッドサイズで、1000点満点中581ポイントと前年より9ポイントダウンした。ラージは、前年より1ポイント低い612ポイントだった。
ファクター別では、ミッドサイズは、グリップ・ハンドリング性能で14ポイント、乗り心地で7ポイント、耐摩耗性能で6ポイント、見映えで7ポイントそれぞれ低下。一方でラージは、グリップ・ハンドリング性能で4ポイント、耐摩耗性能で7ポイント、見映えで1ポイントそれぞれ低下している。
総合満足度ランキングで軽自動車/コンパクトカーセグメントの業界平均は540ポイント。ミシュランが622ポイントで1位となった。ミシュランは、全てのファクターでセグメントトップスコアとなった。2位はダンロップで560ポイント。
ミッドサイズセグメントの業界平均は581ポイントだった。ミシュランが1位で645ポイント、2位はブリヂストンで603ポイントとなった。ミシュランは、全てのファクターでセグメントトップスコアとなった。
ラージセグメントの業界平均は612ポイント。ミシュランが654ポイントで1位となった。全てのファクターでセグメントトップスコアとなった。2位はブリヂストンとピレリがともに627ポイントで同スコア。
ミニバンセグメントの業界平均は562ポイント。全てのファクターでセグメントトップスコアとなったミシュランが619ポイントで1位だった。2位はヨコハマで584ポイントとなった。