韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)のロシア生産子会社、HMMR(ヒュンダイ・モーター・マニュファクチャリング・ロシア)は10月9日、ロシアにおける累計生産台数が100万台に到達したと発表した。
ヒュンダイは2011年1月、ロシア・サンクトペテルブルク工場で現地生産を開始。それから2年半後の2013年8月、累計生産台数50万台を達成。さらに2年後の今回、累計生産台数が100万台に届いた。100万台は、生産開始から、およそ4年半で達成した記録となる。
記念すべき100万台目となったのは、ヒュンダイのロシア主力車、『ソラリス』。この小型4ドアセダンのラインオフに合わせて、サンクトペテルブルク工場では記念式典が開催された。
現在、同工場では、年間で最大20万台の生産能力を備える。ヒュンダイのロシア生産における部品の現地調達率は46%。サプライヤーを含めると、およそ7000名の雇用を創出している。
HMMRのChoi Dong Ryeolゼネラルディレクターは、サンクトペテルブルク工場での記念式典において、「今日はヒュンダイの歴史において、記念すべき日。生産開始から5年以内に、累計生産100万台を達成した」と語っている。