【ダカール16】日野チームスガワラ、レンジャー2台で参戦…エンジン、サスペンションを強化

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ダカールラリー2016参戦 日野レンジャー(左:1号車、右:2号車)
  • ダカールラリー2016参戦 日野レンジャー(左:1号車、右:2号車)
  • テーパーリーフサスペンション(2号車フロント)
  • モノテーパーリーフサスペンション(2号車リア)
  • 新開発した分割式エアインテークマニホールド

日野自動車は、2016年1月2日にアルゼンチンのブエノスアイレスをスタートする「ダカールラリー2016」のトラック部門に、菅原義正氏率いるチームスガワラとともに「日野チームスガワラ」として、「日野レンジャー」2台で参戦する。

日野は、2014年大会から3年かけて、従来よりも排気量が1リットル大きいA09C(9リットル)エンジンを搭載した新型レーシングトラックの開発を進めてきた。ダカールラリー2016の参戦車は、前回大会に参戦した車両をベースにエンジンとサスペンションを強化し、さらに300kgの軽量化に成功。昨年から開発を開始した新機構の吸排気系部品を組み付けたエンジンを2台の日野レンジャーに搭載している。

1号車は、今年インドネシアやタイで販売を開始した新型「HINO500シリーズ」のフェイスデザインを採用し、イメージを一新した。

メカニックは、例年通り日野販売会社から公募選抜。東京日野自動車、静岡日野自動車、香川日野自動車、九州日野自動車から各1人が参戦する。また昨年に引き続き、日野からも車両生技部からメカニックとして1人、エンジン設計部からエンジニアとして1人が参戦。レース経験者が継続参戦してチームとしての総合力向上を図り、排気量10リッター未満クラス7連覇とトラック部門での総合上位入賞を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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