ドイツの高級車メーカー、BMWは9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15において、改良新型『3シリーズ』をワールドプレミアした。
すでに、日本市場にも導入された改良新型3シリーズは、現行3シリーズのデビュー以来、初の本格改良が施されたモデル。ワールドプレミアは、フランクフルトモーターショーとなった。
外観は、前後マスクを、いっそうスポーティに変更。新デザインのヘッドライトは、オプションでフルLEDが選択可能。新デザインのフロントバンパーは、エアインテークが新しい。リアは、バンパーを新設計。テールライトはLED化された。アルミホイールも新デザイン。
室内は、素材の見直しや、クロームアクセントの追加などで、質感を向上。センターコンソールも新デザインで、カップホルダーにスライドカバーが付いた。
メカニズム面では、サスペンションを再チューニング。乗車人数や積載量に関わらず、ダイナミクス性能を引き上げた。BMWによると、ロールを抑え、高いスタビリティと正確なステアリングを追求しているという。
改良新型3シリーズの最上級グレードが「340i」。従来の「335i」の後継グレードで、新世代直列6気筒エンジンを搭載する。排気量は従来と同じ3.0リットルで、ターボで過給。最大出力は326hp/5500-6500rpm、最大トルクは45.9kgm/1380-5000rpm。パワーとトルクは335iに対して、20hp、5.1kgm上回る。340iはセダンの8速ステップトロニックの場合、0-100km/h加速5.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを実現している。