9月15日、ドイツで開幕したフランクモーターショー15。BMWグループのプレスカンファレンスで、転倒し退場となった同社のCEOの容体が明らかにされた。
BMWグループのプレスカンファレンスには、5月にCEOに就任したばかりのハラルド・クルーガー氏が登壇。ところが、ショーで披露する新型車の紹介を開始して、およそ5分後、よろめいて転倒。同CEOは自力で立ち上がったものの、スタッフに体を支えられ、舞台裏に下がった。
BMWグループのプレスカンファレンスは、ここで打ち切り。前代未聞の出来事に、集まった報道陣は騒然となったが、気になるのは、同CEOの容体。
BMWグループの広報担当、マキシミリアン・ショーベール氏は、声明を発表。「クルーガーCEOは一瞬、目まいを感じた」とコメント。さらに、「医師の手当てを受け、順調に回復。容体は安定しており、深刻ではない」と述べた。
プレスカンファレンスでは、顔色が優れなかったように見受けられた同CEO。次の機会には再び、元気な姿を見せてくれることだろう。