日産自動車は9月3日、次期『ジューク』を英国サンダーランド工場で生産すると発表した。
英国サンダーランド工場は1986年に稼働。ジュークは欧州では2010年に発売された。同工場でのジュークの累計生産台数は、40万台を超えている。
現行ジュークは、欧州での人気が高い小型クロスオーバー車。日産ブランドでは、『キャシュカイ』に次ぐ量販車種。そこで日産は、次期ジュークも英国サンダーランド工場において、継続生産することを決定した。
日産は次期ジュークの生産に向けた準備として、サンダーランド工場に1億ポンドを投資する計画。高品質な車両の増産体制を敷く。
日産ヨーロッパのポール・ウィルコックス会長は、「ジュークの個性的なデザインが、日産がクロスオーバー車をリードしている理由のひとつ。これが欧州において、5年連続の成長をもたらす」と述べている。