FCAジャパンは、ジープブランド初となるスモールSUVモデル『レネゲード』を9月5日より発売する。価格は297万円から340万2000円だ。
レネゲードは、ジープのラインアップの中で最もコンパクトなモデルとなる。昨年のパリモーターショー14で発表されたフィアットのクロスオーバーモデル『500X』とプラットフォームを共有し、生産も同じイタリアの工場で行う。ジープが米国以外で生産されるのは初めてだ。
エントリーグレードの「オープニング・エディション」と「リミテッド」には、1.4リットル直列4気筒マルチエアターボエンジンを搭載、6速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わせ、駆動方式はFF。トップグレードの「トレイルホーク」には、2.4リットル直列4気筒タイガーシャークエンジンを採用、ZF製の9速ATと組み合わせ4WD仕様となっている。
ボディサイズは、全長4255mm×全幅1805mm×全高1695mm(2.4リットルモデルは、全長4260mm×全幅1805mm×全高1725mm)。最大地上高は200mm、アプローチアングルは30.5度、ランプブレークオーバーアングルは25.7度、デパーチャーアングルは34.3度とし、小型ながらオフロード性能も追求。
さらに、スキッドプレートを標準装備として、エンジンやトランスミッション、燃料タンクを全面にカバーしている。