カンタス航空は8月20日、ボーイング787-9ドリームライナー8機を2017年7月から段階的に受領し、国際線に投入していくと発表した。
オーストラリアのフラッグキャリアは17年7月以降に4機、18年4月以降に4機、計8機の787-9型機を受領する予定で、15機の追加購入オプションと30機の購入権も有している。なお、787-9型機の受領に伴い、5機の747型機は順次退役となる。
アラン・ジョイス最高経営責任者は「今回の画期的な787-9型機受領は、弊社の変化の規模を強調し、弊社を象徴する国際線の新時代を見据えたものだ。787-9を選んだ主たる理由は信じられないほどの効率性にある。新技術は、燃料消費と航空会社の重荷になる整備要件を減らし、世界規模で新規路線の開拓を可能にする」とコメントした。