台湾のエバー航空は7月21日、貨物専用機のボーイング777型フレイター5機の購入契約を締結したと発表した。
ボーイング777型フレイターの最大貨物搭載量は102トン。エバー航空のB777-300ERと同じGE社製のGE90-115Bエンジンを搭載することで、整備効率の向上とコスト削減を図る。環境にやさしいB777Fは現在運航中のB747-400Fと比較し、燃料消費量を25%削減可能。
チャン・クオ・ウェイ会長は「最先端の航空機に投資し、効率的で信頼できるサービスを継続できるように真剣に取り組んでいるところだ。質の高いサービスと安全なフライトが当社の最優先事項であり、同様の高い水準を貨物便にも適用している。当社は旅客便と貨物便の両方で世界最高の航空会社を目指そうと決意している」と述べた。
エバー航空は2017年10月にB777F初号機を受領する予定。19年9月までに5機を太平洋横断路線とアジア路線に導入し、運航機材の更新を段階的に進める方針。