トヨタはコンパクトミニバン『シエンタ』新型を発表した。新たにハイブリッドを設定したのも新型の特徴。ガソリン車は、1.5リットルエンジンを搭載、20.6km/リットル燃費を達成している。
新型は、「Active & Fun」をキーワードに、従来の四角いハコ型というミニバンの概念を打ち破るスポーティなエクステリアを採用。トレッキングシューズをイメージし、機能性と動感を表現することで、思わず出かけたくなる、使いたくなるようなデザインを目指した。
インテリアは、機能性と操作性を重視した、質感の高い室内空間を実現。また、低床フラットフロアによる高効率パッケージにより、コンパクトでありながら、3列目までゆとりある室内空間とスライドドア乗り込み高さ330mm(2WD車)の優れた乗降性を実現した。
2NR-FKE型エンジンに、ハイブリッド車に採用しているアトキンソンサイクルのほか、クールドEGR、VVT-iEなど採用し、燃費を動力性能を両立した。アイドリングストップを標準装備とし、「平成32年度燃費基準」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象になっている。
ボディサイズは、全長4235×全幅1695×全高1675mm、ホイールベースは2750mm。最小回転半径は5.2m、最低地上高は145mm(2WD)と130mm(4WD)。ボディカラーは新規開発色エアーイエローを含む全8色を設定。価格は168万9709円から232万9855円。