ホンダが今秋、日本市場に導入する新型『シビック タイプR』。同車に、さらなる高性能版が追加される可能性が出てきた。
これは6月、英国BBC放送の人気自動車番組、『Top Gear』の自動車メディア、『Top Gearマガジン』が伝えたもの。同メディアが新型シビック タイプR の開発責任者、八木主査にインタビューし、その内容を掲載している。
八木主査はインタビューの中で、新型シビック タイプRに、さらなる高性能版を追加する可能性を示唆。ただし、「ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのラップタイムが、破られた場合」と話したという。
新型シビック タイプRは、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでタイムアタックを行い、7分50秒63を計測。ルノー『メガーヌR.S. 275トロフィー-R』の記録を4秒近く短縮し、量産FF車のニュルブルクリンク最速タイムを打ち立てた。
八木 主査は、「もし、タイプRのタイムが破られた時には、我々は再びニュルに戻り、そのタイムを更新する」と宣言。その手法として、さらなるパワーアップと軽量化が可能なことを明かしたという。