圏央道さがみ縦貫道路、全線開通で近隣一般道の渋滞緩和に効果

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圏央道開通初日(資料画像)
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国土交通省は、さがみ縦貫道路(圏央道)全線開通の整備効果を発表した。

相模原愛川IC~高尾山IC(延長14.8km)は2014年6月28日、寒川北IC~海老名JCT(延長4.3km)が今年3月8日にそれぞれ開通して、さがみ縦貫道路は全線34kmが開通した。

これによって相模原から茅ヶ崎まで83分かかっていた所要時間が48分となるなど、神奈川県内の南北移動が円滑化した。また、並行する一般道が混雑時10km/h以下区間が解消し、20km/h以下区間が25%減少するなど、国道129号、16号などで渋滞が改善している。

また、相模原市の新規求人数の約3割増加や沿線メーカーの物流効率化、神奈川から奥多摩へ、群馬から箱根へ、新しい観光交流が進むなどの効果もでている。

さがみ縦貫道路は、圏央道として首都圏3環状道路を構成する。6月7日に圏央道・神崎~大栄間(延長9.7km)が開通すれば、圏央道の約8割が開通することになる。

《レスポンス編集部》

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