ボーイングは5月25日、2015年企業広告キャンペーン「ともに」シリーズの第2弾「共同開発」編を開始した。
「共同開発」編では総合化学大手の東レの社員が新聞・屋外広告に登場する。ボーイングと東レは2006年から787ドリームライナー用炭素繊維複合材の共同開発を開始。航空機の機体に同複合材が採用されたのは世界初のことだった。機体のほとんどを軽くて頑丈な素材にすることで、燃費は改善され、より環境にやさしい仕様になった。
今年を通じて展開するキャンペーンは、ボーイングと日本企業との60年以上にわたるパートナーシップのアピールが目的。第1弾の「歴史」編には機体の開発・製造を担当した三菱重工、川崎重工、富士重工の社員が登場した。