バイクゲーム RIDE 発売…元Moto GPライダー中野真矢さん「プレイして将来バイク乗りになって」

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元Moto GPライダー中野真矢さん
  • 元Moto GPライダー中野真矢さん
  • リアルライディングシミュレーター『RIDE』
  • リアルライディングシミュレーター『RIDE』
  • リアルライディングシミュレーター『RIDE』
  • リアルライディングシミュレーター『RIDE』
  • インターグロー代表取締役の竹内茂樹氏。自らも根っからのバイク好きで「ゲームをやってバイク乗りが増えれば嬉しい」と記者会見で話した。
  • 右は「RIDE」日本語版ディレクター渡部和成氏。
  • リアルライディングシミュレーター『RIDE』

PlayStation4/3およびXbox360/XboxOneにてプレー可能なリアルライディングシミュレーター『RIDE』が、6月25日に発売される。販売元のインターグローは5月14日、都内にて記者発表会を開催。ゲストに招かれた元Moto GPライダーの中野真矢さんも、ゲームを楽しんだ。

ポケバイでレース活動していた小学校低学年の頃には「レースに優勝したらディスクシステムを買ってほしいと親におねだりして手に入れていました」と、子どもの頃のゲームにまつわるエピソードを話した中野さん。

持ち前の反射神経を活かし、「RIDE」でも華麗なライディングを披露。イモラ、菅生など実在のグランプリコースも忠実に再現されていて、イギリスGPで走ったドニントンパークでプレイしたときには「自分が走ったレースでの苦い想い出が蘇ってドキドキします」と、リアルすぎて怖いくらいだと話した。

記者も中野さんとの対戦モードでプレイしたが、たしかにリアル。「ハイサイドの瞬間も嫌な感じに再現されているから夢に出てきそう」と、中野さんが苦笑いするほどで、走行中は手に汗握り、レース後はクタクタになってしまった。

「サスが沈み込む感触や加速したとき後輪にグリップ感が出る感じに驚きました」と中野さんが言うとおり、リアルさへのこだわりは執念にも近い。

マシンは、国内外の最新モデルや往年の名車135機種から選べ、カスタムやセッティングも自由自在。ライダーのウェアやヘルメットはもちろん、ライディングフォームやゴールした時の勝利ポーズまでも設定可能となっているほど懲りに凝っている。

中野さんは「RIDEをプレイした子どもたちが、将来バイク乗りになってくれたら嬉しい」と最後にコメントしたが、この臨場感やリアルさは、大人のバイク乗りもどっぷりハマってしまうこと間違いなし。雨の日はゲームでライディング、これも悪くなさそうだ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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