ルノー カングー ペイザージュ…限定100台、うちMT車が40台!

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ルノー カングー ペイザージュ
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ルノー『カングー』に新たな限定車が登場した。南仏プロヴァンス地方のラベンダー畑に沈む夕日をイメージした『カングー ペイザージュ』で、限定100台。価格は、241万5000円である。

今回の発表は5月17日に開催された「ルノー カングー ジャンボリー2015」で行われた。ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏は、「ルノーはメーカーとオーナーの垣根が低いといわれているので、限定車を発表する時には、ぜひオーナーの皆さんと最初に見てもらいたいと、今回もカングージャンボリーでお披露目した」とコメント。

この限定車はオレンジのボディカラーを纏った、カングー ペイザージュだ。ペイザージュとはフランス語で風景を意味し、ボディカラー、オランジュ エタンセルメタリックのエタンセルとは英語でスパークを指し、南仏プロヴァンス地方のラベンダー畑に夕日が沈む際、キラキラとオレンジ色に染まる風景をイメージしたカラーの限定車なのである。

カングーペイザージュは100台限定で、AT60台、MT40台が内訳だ。プライバシーガラスや、可倒式の助手席、シートバックテーブルを装備。価格は241万5000円。

MTの比率についてルノー・ジャポンマーケティング部チーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレンさんは、「カタログモデルの実売比率では3割なので、限定車であれば、もう少しプッシュして4割は行けると考えた」という。また、これまでペイザージュにMTの設定が無かったことから、「ルノーオーナーは自分でクルマをコントロールしたいという気持ちの人が多く、それはスポールだけではなく、カングーも一緒であることから、今回設定した」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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