東京メトロと熊本電鉄、01系の記念列車を同時運行…5月23日から

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東京メトロから熊本電鉄に譲渡された01系。先頭車2両を改造し、今年3月から営業運行を開始した。
  • 東京メトロから熊本電鉄に譲渡された01系。先頭車2両を改造し、今年3月から営業運行を開始した。
  • 本年度は第35編成の先頭車2両が譲渡される予定。5月23日から6月7日まで、譲渡車と譲渡予定車を使用したヘッドマーク付きの記念列車が運行される。

東京地下鉄(東京メトロ)と熊本電気鉄道の2社は5月18日、東京メトロの銀座線用として製造された01系電車の「譲渡記念列車」を、5月23日から6月7日まで運行すると発表した。

銀座線の01系は、2016年度までに新型車両の1000系電車に置き換えられる予定で、順次廃車・解体されているが、比較的新しい第36編成の先頭車2両(01-136・01-636)は熊本電鉄に譲渡され、今年3月から営業運行を開始している。本年度はさらに第35編成の先頭車2両(01-135・01-635)も熊本電鉄に譲渡されることから、2社は譲渡契約の成立を記念した列車を運行することにした。

記念列車の運行区間は、東京メトロが銀座線の浅草~渋谷間で、第35編成を使用。熊本電鉄は上熊本~北熊本間で、旧・第36編成の2両を使用する。いずれも記念のヘッドマークが取り付けられる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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