昭和シェル石油、燃料油販売増ながら在庫評価影響で経常赤字188億円…2015年1-3月期決算

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昭和シェル サービスステーションイメージ
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昭和シェル石油が発表した2015年1-3月期(第1四半期)連結決算は経常損益が188億円の赤字となった。前年同期は70億円の黒字だった。

売上高は前年同期比25.6%減の6027億円と大幅減収となった。国内石油製品の燃料油販売数量は前年を上回ったものの、原油価格が下落、石油事業が減収だった。

損益では、原油価格下落によるたな卸資産評価の影響で営業損益は189億円の赤字だった。石油事業の営業赤字は185億円だったが、たな卸資産評価の影響を除いた同事業の営業利益相当額は82億円の黒字だった。

当期損益は143億円の赤字だった。

通期業績見通しは、原油価格が想定価格よりも上昇しているため、売上高が前回予想より2400億円増の2兆3500億円、営業利益が120億円増の410億円、経常利益が120億円増の410億円、純利益が90億円増の270億円に上方修正した。

《レスポンス編集部》

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