【メルセデス AMG GT 日本発表】AMGを世に知らしめる広告塔

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メルセデス AMG GT
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メルセデス・ベンツ日本から『メルセデス AMG GT』が発表され、同時にテレビCMが開始された。今回なぜ、テレビCMなどマーケティングに力を入れたのか。その理由は認知度向上であった。

同社マーケティング・コミュニケーション部部長の阿左見薫氏は、「AMGは『Aクラス』をはじめ、多くのAMGモデルが存在し、更に今後モデル数が増加することが予想される。そこで、より広くAMGの認知度を向上させることが目的だ」という。

そして、メルセデスAMG GTの起用は、「誰が見ても格好良く、AMGがどういうクルマかを直感的にわかってもらえるモデルだ」と説明。

「メルセデスAMG GTはスポーツ走行のためのクルマだということが一目瞭然。AMGを象徴しているモデルでありながら、メルセデスらしい安全性や快適性は犠牲にしていない」(阿左見氏)。つまり、AMGの特徴とメルセデスのベーシックなバリューの両方を併せ持っているクルマであることから、今後の“メルセデスAMG”を知るに最もふさわしいクルマとして起用に至ったのだ。

そのAMGの特徴とは何か。阿左見氏は、「スポーティとパッション。AMGはパッショネートな走りが出来ることが重要だ。そして、メルセデスAMG GTはスポーツカーなのでそこにスパルタンが加わる」と述べる。

メルセデス・ベンツ日本は、コンパクトモデル『Aクラス』や『Bクラス』を導入する際に、スーパーマリオブラザーズやRIP SLYMEを起用し、これまでメルセデスに興味のなかった層へのアピールを行ってきた。今回も、「(テレビCMは)こういったスポーティなクルマを求めているが、これまでメルセデスには興味がなかった人をキャッチするための施策でもあるのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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