【F1 スペインGP】フリー走行、王者ハミルトンが圧倒…ホンダのバトン7番手につける

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スペインGPで初日トップのルイス・ハミルトン
  • スペインGPで初日トップのルイス・ハミルトン
  • フリー走行で2番手につけたセバスチャン・ベッテル
  • ニコ・ロズベルグがフリー走行2回目で3番手
  • マクラーレン・ホンダのバトンは7番手
  • ジェンソン・バトン(マクラーレン)
  • スペインGPフリー走行の様子
  • 一新されたマクラーレン・ホンダ『MP4-30』のカラーリング
  • スペインGPフリー走行の様子

2015年のF1第5戦スペインGPが8日に開幕。初日のフリー走行ではルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。

今回から多くのチームの拠点をおくヨーロッパに舞台を移し、パドックには各チームの豪華なモーターホームが建ち並び、賑わいをみせている。午前中の1回目からメルセデス勢が他を圧倒する速さを見せつけ、僚友のニコ・ロズベルグとともに1分26秒台を記録。午後の2回目でもハミルトンが1分26秒852を叩き出した。

午後のセッションではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がタイムを伸ばすものの、0.408秒差の1分27秒260。金曜の段階から王者ハミルトンが頭ひとつ抜け出る形となった。3番手にはロズベルグ、4番手にキミ・ライコネン(フェラーリ)と続いた。

今回からカラーリングを一新したマクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンが1分28秒494で7番手につけ注目を集めた。ハミルトンが他を圧倒しているため、トップとは1.6秒差だがライコネンと比べると0.7秒差。さらに常にポイントを獲得しているウイリアムズ勢よりも良いポジションで初日を終えていることも大きな収穫の一つ。僚友フェルナンド・アロンソも11番手につけており、明日の公式予選では今季初のQ3進出の可能性もありそうだ。

その他、今回が母国レースとなるカルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)は9番手につけ、ロベルト・メルヒ(マルシャ)はタイムが伸びず20番手で初日のフリー走行を終えている。

2015 F1スペインGP フリー走行2回目結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分26秒852
2. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分27秒260
3. ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分27秒616
4. キミ・ライコネン(フェラーリ)1分27秒780
5. ダニール・クビアト(レッドブル)1分27秒943
6. マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分28秒017
7. ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分28秒494
8. バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分28秒525
9. カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分28秒674
10. フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1分28秒712
11. フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分28秒723

《吉田 知弘》

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