ドイツの高級車メーカーで、フォルクスワーゲングループ傘下のアウディは5月4日、2015年第1四半期(1‐3月)の決算を公表した。
同社の発表によると、ランボルギーニなどを含めたグループ全体の売上高は、146億5100万ユーロ(約1兆9635億円)。前年同期の129億5100万ユーロに対して、13.1%の増収。
また、営業利益は、14億2200万ユーロ(約1905億円)。前年同期の13億1400万ユーロに対して、8.2%の増益となった。
増収・増益となった大きな要因が、好調な新車販売。2014年第1四半期の世界新車販売は、第1四半期としては過去最高の43万8229台。前年同期比は6.1%増と伸びた。
アウディのアクセル・ストロベックCFO(最高財務責任者)は、「大規模な投資を実行中にもかかわらず、野心的な利益率目標を追求している」と述べている。