5月2・3日に開催されたSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」。2日間の総来場者数は9万1500人に達した。
毎年、ゴールデンウィークに行なわれるシリーズ第2戦。レースだけでなくグランドスタンド裏のイベント広場も終日大盛況。特にGT300クラスに参戦するアウディがモーターショーで見るような大きなブースを出展。その迫力で注目を集めていた他、ホンダブースでは話題の新型車『S660』の展示も。日産では以前使用していたGT500マシンに子ども限定で乗車体験できるコンテンツなどが用意されていた。
またSUPER GTの人気コンテンツともなっているピットウォークは両日とも多数のファンが参加し大盛況。予選日の夕方に行なわれた中学生以下の子どもと保護者を対象にしたキッズウォークでは参加希望者が多く、急きょ2グループに分け1時間に渡って開催。広い富士スピードウェイのピットを限られた時間で全て網羅するのは難しいが、子どもたちはドライバーからサインをもらったり一緒に写真をとったりと交流を楽しんでいた。
決勝スタート前には静岡県警の白バイとパトカーがGTマシンを先導しパレードラン。来場者に安全運転の啓発をPRした。そして500kmレースのゴールを伝えるチェッカーフラッグを大相撲で活躍中の大砂嵐関が担当。過酷なレースを最後まで走り抜いたマシン・ドライバーたちを出迎えた。
今回は2日間とも晴天に恵まれたこともあり、予選日は3万3500人、決勝日も昨年を上回る5万8000人を記録し昨年の来場者数を両日とも更新。「大盛況」という言葉に尽きるレースウィークとなった。