フランスの自動車大手、PSA(プジョー シトロエン)は4月19日、中国で上海モーターショー15のプレビューイベントを開催。中国の東風汽車グループ(DFG)との提携が1周年を迎えた、と発表した。
PSAは2013年12月、米国の自動車最大手、GMとの資本提携を解消。その後、新たなパートナーとの提携を模索した結果、2014年2月、PSAは東風汽車との資本提携を発表する。同年4月、両社の資本提携手続きが完了。
東風汽車は、中国の自動車メーカー第2位。東風汽車はPSAをはじめ、日産自動車やホンダと合弁会社を設立。各ブランドの中国向け車両を現地生産している。東風汽車は、同じくフランスの自動車大手ルノーとも、合弁会社を設立。
上海モーターショー15のプレビューイベントでは、両社の提携1周年を発表。両社は、「両グループにとって、国際規模での拡大を速めていく」とコメントしている。