【アウディ A7スポーツバック 新型発表】クワトロとデザイン、広いラゲッジが強み

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アウディ S7スポーツバック
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アウディジャパンは、マイナーチェンジしたアウディ『A7スポーツバック』を4月21日より販売を開始。アウディはこのクルマが属するセグメントナンバーワンを狙うという。

A7スポーツバックの競合車について、同社プレセールス部商品企画スペシャリストの平野智さんは、「メルセデスベンツ『CLSクラス』やBMW『6シリーズグランクーペ』が、用途やスタイリングで近いと思う」とコメント。

それら競合車に対し、A7スポーツバックが勝っている点について平野さんは、「大きなポイントは四輪駆動だということ。クワトロの技術をこの美しいモデルでも体感が出来るということが大きなメリットだ」という。更に、絶対的に優位なものとして、ハッチバックタイプのボディスタイルがある。「これによりトランク容量が大きく、実用性が高いということもひとつ大きなポイントだ」と述べる。

また、A7スポーツバックは幅広いユーザーが購入しているという。「同セグメントのセダンからの乗り換えで、メルセデスベンツ『Eクラス』やアウディ『A6』からも当然いるが、それ以外でもデザインや機能性、走りに対してなどクルマそのものにこだわりが強い方が多い」とし「中にはポルシェやフェラーリからの代替えもいるほどだ」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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