資源エネルギー庁が発表した2月の石油統計速報によると、燃料油の国内販売が前年同月比1.1%減の1702万キロリットルとなり、11か月連続マイナスとなった。
油種別によると価格が下落した効果などからガソリンや軽油の販売が前年を上回った。ナフサやジェット燃料もプラスとなったものの、灯油、A重油、B・C重油はマイナスとなった。
燃料油の生産は同2.1%増の1569万キロリットルと4か月連続で前年を上回った。油種別では、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、B・C重油が前年を上回ったが、ジェット燃料油、A重油がマイナスとなった。
原油の輸入量は同7.5%減の1627万キロリットルと4か月連続マイナスとなった。
燃料油の在庫は同2.6%増の968万キロリットルと6か月連続で前年を上回っている。ガソリン、ジェット燃料油、軽油、A重油は前年を下回ったが、ナフサ、灯油、B・C重油は前年を上回った。