スバル(富士重工業)は4月1日(日本時間4月1日夜)、米国で開幕したニューヨークモーターショー15において、『STIパフォーマンス コンセプト』を初公開した。
同車は、スバルのFRスポーツカー、『BRZ』をベースに、富士重工業のモータースポーツ統括会社、スバル・テクニカ・インターナショナルが、今後の米国での事業拡大に向けて、その主要事業内容であるパーツビジネス、コンプリートカービジネス、モータースポーツ活動を表現したコンセプトカー。
ベース車両のBRZに対して、STI 製サスペンション、ブレーキ、内外装部品などを含めて、一台のコンセプトカーとして提示することで、STI のパーツビジネスとコンプリートカービジネスを具現化した。
エンジンは、「Super GT レース」用の EJ20 型2.0リットル水平対向 4 気筒ターボエンジンを採用。なお、最大出力や最大トルクなど、そのスペックは公表されていない。
スバルは、「最大市場である米国において、STI 製パーツの販売を拡大するとともに、コンプリートカーの展開も検討。さらに、米国でのモータースポーツ活動において、グローバルラリークロスチームへの STI からのサポートを強化していく」とコメントしている。