米国の自動車大手、フォードモーターは3月26日、インドでフォード『フィーゴ・アスパイア』を発表した。
同車は、フォードのインド向け主力コンパクトカー、『フィーゴ』に新たに追加されたモデル。従来、フィーゴはハッチバックボディのみだった。一方、フィーゴ・アスパイアは、4ドアセダンとなる。
フォードモーターは2014年2月、インドで開催されたデリーモーターショー14において、フォード『フィーゴ コンセプト』を初公開。フィーゴ・アスパイアは、その市販版として登場。
フィーゴ・アスパイアは、全長が4000mm以下。インドで競争激しいBセグメントに属する小型セダンとなる。3月26日、インド・グジャラート州で稼働したサナンド工場から、ラインオフした第一号車が、フィーゴ・アスパイアとなった。
フォードインディアのナイジェル・ハリス社長は、「世界最高の技術を擁し、インドの顧客の要望をこれまで以上に満たしていく」と述べている。