【トヨタ カローラ 改良新型 発表】「トヨタ・セーフティ・センス」の搭載第1弾に

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トヨタ カローラ 改良新型
  • トヨタ カローラ 改良新型
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  • 開発責任者を務めた安井慎一チーフエンジニア
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トヨタ自動車は3月30日、『カローラ』シリーズを大幅に改良して4月1日に発売すると発表した。フロントグリルなど内外装デザインを刷新したほか、新しい安全技術パッケージ「トヨタ・セーフティ・センス」の搭載第1弾モデルとなった。

トヨタ・セーフティ・センスは、走行速度が10~80km/hという広い範囲で作動する衝突回避の自動ブレーキや車線逸脱警報装置など、予防安全技術をパッケージにしたものだ。エントリー車から『カローラ』クラスまでを「トヨタ・セーフティ・センスC」、『プリウス』以上のモデルには「トヨタ・セーフティ・センスP」を搭載する計画で、2017年末までには日米欧で販売する全ての乗用車に設定する方針を打ち出している。

前方の状況を認識するセンサーには「C」がレーザーとカメラ、「P」ではミリ波レーダーとカメラの組合せを採用。これによる性能差があり、衝突回避の相対速度はCが約30km/h、Pが約40km/hとなっている。大幅改良となった新型カローラシリーズでは、メーカーオプションとなるベーシックモデル以外は標準装備とした。

さらに新型カローラシリーズでは、シフト操作時の急発進を抑制する「ドライブスタートコントロール」、坂道発進時の「ヒルスタートアシストコントロール」、さらに後方車両に注意喚起する「緊急ブレーキシグナル」を全グレードに標準装備した。開発責任者である製品開発本部の安井慎一チーフエンジニアは、「カローラは安心、実用、扱いやすさを優先したクルマだが、今回は安全・安心に一層配慮し、時代の要請に合わせた進化を図った」と話している。

《池原照雄》

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