ドイツの自動車大手、ダイムラーは3月18日、ドイツ・シュツットガルト工場を改修すると発表した。
改修されるのは、シュツットガルトのウンタートゥルクハイム工場。同工場はダイムラーの最初の工場であり、その歴史は、110年以上と長い。
ダイムラーは今回、ウンタートゥルクハイム工場に投資を行い、工場を大きく改修する計画。設備を近代化し、長期に及ぶ雇用を維持していく。
改修工事完了後のウンタートゥルクハイム工場では、メルセデスベンツの新世代パワートレインを生産する予定。燃費性能に優れる新エンジンや、代替燃料パワートレインの生産拠点に位置付ける。
ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門、Markus Schafer生産担当取締役は、「この計画がウンタートゥルクハイム工場と、その従業員にとって、画期的なものになるだろう」と述べている。