ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツ。同社が、プラグインハイブリッド車(PHV)の積極的な市場投入を計画していることが分かった。
これは3月18日、メルセデスベンツが明らかにしたもの。同社は、「2017年までに、新たなPHVを10車種、発売する」と発表している。
メルセデスベンツは2014年、市販PHVの第一弾として、新型『Sクラス』の「S550プラグインハイブリッド」を発売。欧州では、市販PHVの第二弾として、新型『Cクラス』の「C350 e」が、間もなく発売される。
この2車種に続く形で、メルセデスベンツは2017年までに、新たなPHVを10車種発売する計画。平均すれば、4か月ごとに1車種、新たなPHVが市場に投入される予定。
現時点では、メルセデスベンツは10車種の詳細を公表していない。ただし、市販PHVの第三弾に関しては、「ジュネーブモーターショー15に出品したコンセプトカー、『V-ision』の市販版」と説明し、新型『Vクラス』ベースになる可能性を示唆している。