VW、メキシコ工場に投資…ティグアン 次期型の3列シート車を生産へ

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フォルクスワーゲン ティグアン(現行型)
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは3月9日、メキシコのプエブラ工場に10億ドル(約1220億円)を投資し、次期『ティグアン』の3列シート車を生産すると発表した。

プエブラ工場は、メキシコ最大の自動車工場であり、フォルクスワーゲングループにとっては、世界最大規模の車両組み立て工場のひとつ。『ジェッタ』や『ザ・ビートル』などを生産し、北米や南米、欧州などに輸出してきた。

2014年1月からは、新型『ゴルフ』の生産も、メキシコ・プエブラ工場で開始。2014年前半、米国市場で発売された新型ゴルフはメキシコ製。同工場で組み立てられた新型ゴルフは、北米と南米に出荷されている。

今回、フォルクスワーゲンは、メキシコのプエブラ工場に10億ドルを投資し、次期『ティグアン』の3列シート車を生産すると発表。現行ティグアンは2列シートのみだが、次期型には、3列シート版も用意される。

現時点では、次期ティグアンの詳細は公表されていない。ただし、フォルクスワーゲングループの新世代モジュラー車台、「MQB」を使うことは公表。発売時期に関しては、「2017年」と発表されている。

《森脇稔》

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