ドイツの高級車メーカー、BMWは2月26日、南アフリカ工場における累計生産台数が100万台に到達した、と発表した。
BMWは1973年、初の海外生産拠点として、南アフリカ・ロスリンに工場を開設。以後、BMWは着々と、海外に生産ネットワークを構築し、現在では世界14か国に、30の工場を構える。
記念すべき累計生産100万台目の車両となったのは、『3シリーズセダン』。この1台のラインオフを、同工場の従業員が祝福した。同工場製の3シリーズセダンは、世界市場へ出荷。
南アフリカ・ロスリン工場では2014年、6万8771台の3シリーズセダンを生産。従業員の総数は、およそ2900名。間接雇用を含めると、4万3000名以上を数える。
BMWグループのハラルド・ クルーガー生産担当取締役は、「南アフリカ工場は、現地生産を通じて、市場参入を成功させる好例であり続けている」と述べた。