デリーメトロが特に混雑の激しい20か所の主要駅に「釣銭不要」窓口を設置するとエコノミックタイムスが伝えた。
これらの窓口では運賃に対し釣銭が出ないよう丁度支払う乗客のみがトークンを購入することができる。
このシステムにより、乗客が釣銭のために必要のない待ち時間や列に並ぶ手間を省くことがでいるとデリーメトロは述べている。
同社によれば一日に約30万枚の小銭不足のため乗客が釣銭を受け取れないことがしばしばあり、業務に支障をきたしている。
DMRCでは1ルピー、2ルピー、5ルピーを中心に一日平均約70万枚の小銭が必要となるが、実際に全146ヶ所の駅で使用可能な小銭は40万から45万枚であり、需要と供給の差がこうした問題を発生させている。
またDMRCはクレジットカードやデビットカードでスマートカードにチャージできるように、エアポートエクスプレスの全ての駅を含む73ヶ所の駅にPOSマシンを導入している。