オーストラリアのメルボルン空港は12月22日、エティハド航空のアブダビ路線増便を発表した。運航規模は来年8月1日から1日2便。運航機材は「ボーイング777-300ER」。
増便の要因は、昨年のメルボルン=アブダビ路線の好調に加え、メルボルン=欧州間の航空需要の拡大傾向にある。同路線について、エティハドのホーガン社長兼最高経営責任者(CEO)は「2009年の開設以来、ネットワーク屈指の人気路線の一つ」とし、ダブルデイリー化の実現にこぎつけた。
増便の実施により、ビクトリア州(州都はメルボルン)の住民はアブダビから欧州へ向かう乗り継ぎ便の選択肢がよりいっそう増える。アブダビはエティハドのハブ空港で、多くの欧州主要空港と結ばれている。