くま川鉄道、開業90・25周年の記念切符発売

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「くま川鉄道25周年、湯前線90周年記念入場券セット」の台紙。12月20日から発売される。
  • 「くま川鉄道25周年、湯前線90周年記念入場券セット」の台紙。12月20日から発売される。
  • 湯前線は今年で開業90周年を迎えたが、くま川鉄道の路線としては開業25周年になる。写真はくま川鉄道開業時に導入されたKT-200形のKT-202。今年2月に引退している。

湯前線を運営するくま川鉄道は12月20日から、「くま川鉄道25周年、湯前線90周年記念入場券セット」を発売する。

湯前線は、人吉温泉(熊本県人吉市)~湯前(湯前町)間24.8kmを結ぶ鉄道路線。1924年3月30日に国鉄線として開業した。1987年の国鉄分割民営化でJR九州の路線となった後、1989年10月1日に第三セクターのくま川鉄道が湯前線の経営を引き継いだ。今年3月30日に開業90周年、10月1日にはくま川鉄道としての開業25周年を迎えている。

記念入場券セットは、人吉温泉・あさぎり・多良木・湯前各駅の入場券が台紙にセットされており、券面の日付は全て「H26.10.1」となっている。発売額は800円で、2000セット限定。人吉温泉・あさぎり両駅の窓口で販売するほか、郵送販売とネット販売も行う。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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