ANA、2015サマーダイヤで成田~ヒューストン線を就航…成田発着のネットワークを拡充

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ANA(参考画像)
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  • ANA、成田~ヒューストン線を新規開設へ
  • ANAとユナイテッド航空のヒューストン以遠の主なネットワーク

全日本空輸(ANA)は、2015年サマーダイヤにおける国際線路便計画の一部を決定した。

今春に羽田空港の発着枠拡大を機に羽田発着の国際線を大幅に拡充してきた。2015年サマーダイヤからは、成田の国際線ネットワークを拡充し、国際ハブ空港としての機能を強化する。

2015年6月から、日本・アジアとの間の旺盛な渡航需要に対応することに加え、中南米へのアクセス利便性を向上するため、成田~ヒューストン線を日本の航空会社として初めて就航する。機材にはB777-300ERを使用する。

ヒューストンは、米国の石油・エネルギー産業の拠点都市として日系企業が多数進出している。ヒューストン空港は、ANAが提携関係にあるユナイテッド航空の米国南部唯一のハブ空港で、シカゴ空港に並ぶ北米最大の規模を持つ国内線・国際線ネットワークが展開されている。

ANAの就航により、米国南部エリアや、日本からの直接投資が拡大しているメキシコなどへのアクセスも改善される。

また、2015年6月からB787-8で運航している成田~シンガポール線、2015年8月からB787-8で運航している成田~バンコク線をそれぞれ1日2便に増便して運航する。早朝にシンガポール・バンコクから成田に帰着する便を再開することで、朝時間帯でのアジアから北米への乗り継ぎを拡充、夕方時間帯と合わせてアジア~北米間の乗り継ぎ利便性を向上させる。

《レスポンス編集部》

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