韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は、ハイブリッド車用の6速ATを新開発した、と発表した。
この6速ATは、モーターと一体設計されているのが特徴。ヒュンダイによると、エネルギーのロスを最小限に抑え、燃費を高める効果があるという。
また、この6速ATでは、新たなオイルポンプシステムを採用。あらゆる走行状況において、自動的にシステムを最適化することを可能にした。
さらに、部品点数を削減することで、軽量化も実現。トランスミッション単体重量は130kgで、従来型より軽い。それでいて、28.5kgmのトルクも発生する。
ヒュンダイはこの6速ATを将来、新型『ソナタ』を含めたハイブリッド車に搭載する予定。同社は、「モーターと一体設計の6速ATが、ハイブリッド車の燃費を引き上げるだろう」とコメントしている。