レクサスは、新型スポーツクーペ『RC』の高性能モデル『RC F』を10月23日より発売した。5.0リットル自然吸気のV8エンジンを搭載し、最大出力477ps/7,100rpmを発揮する。
2UR-GSEのエンジンは、『IS F』に搭載されていたユニットをベースにしているが、シリンダーブロック以外を全て新造とした。これにより、IS Fの最大出力423psから54psものパワーアップ。最大トルクは54.0kgmで、アイシン製の「8-Speed SPDS」トランスミッションを採用し、車両重量は1790kgだ。
そして、後輪左右の駆動力を電気制御する新開発の「TVD(Torque Vectoring Differential)」を採用している。「Standard」、「Slalom」、「Circuit」の三つのモードから選択が可能となり、コーナリング中のコントロール性能をより高めている。
RC Fの価格は、953万円。