南アフリカLCCマンゴ、ボーイング737-800を追加導入へ…CEOは路線開設に慎重

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南アフリカLCCマンゴの旅客機
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南アフリカの格安航空会社・マンゴのニコ・ベズイデンホウトCEOは10月21日、ボーイング737-800型機2機を11月までに導入する一方、路線の新規開設に関しては慎重な意向を公式ウェブサイトで明らかにした。

今回の追加導入により、マンゴの保有機材は10機となる(すべてボーイング737-800)。マンゴは2006年の運航開始以来、輸送力は2.5倍に増強し、ネットワークは2倍に拡大。14年10月現在、南アフリカの7空港とタンザニアの1空港に乗り入れており、毎月20万人以上を輸送している。

国内市場が飽和状態に近いとみなすベズイデンホウトCEOは、既存路線の見直しを進めていると説明する一方、東アフリカ路線の新設は否定していない。また、2015年半ばまでに新規航空会社の市場参入を予想し、縮小傾向の市場での激しい競争を懸念している。

《日下部みずき》

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