【ルノー メガーヌ GTライン 改良新型】Cセグメントの購入動機「デザイン」「走行性能」の魅力を向上させた

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ルノー メガーヌハッチバックGTライン
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ルノー『メガーヌGTライン』がマイナーチェンジした。その狙いは二つ。ひとつはルノーの新しいデザインコンセプトの導入。そしてもうひとつは最新のパワートレイン搭載による、スポーティで快適な走りと高い経済性の実現だ。

この二つを狙った背景について、ルノー・ジャポンマーケティング部商品企画グループの光村聖子さんは、「メガーヌが属するCセグメントハッチバックの購入理由は、外観デザイン、評判、価格、走行性能と、外観デザインがトップで、走行性能は価格に次いで重視するポイントとなっている」と分析。

また、メガーヌ購入ユーザーに同車のイメージを尋ねると、「ハッチバック、エステートともにスポーティという要素が突出している」という。

そこで、今回のマイナーチェンジでは、「デザイン、走行性能ともスポーティイメージの強化が狙いとなった」と説明した。

そのデザインについて光村さんは、「チーフデザイナーのローレンス・ヴァン・デン・アッカーが就任後、2010年にコンセプトカー、『デジール』を発表し、新デザイン戦略を打ち出した。この新デザイン戦略のアイデンティティというべきフロントフェイスが、このメガーヌGTラインにも採用されているのだ」と話す。

具体的には、「従来モデルよりも、ルノーのエンブレムが大きく、角度を立てて取り付けられることにより、ルノーブランドの誇りを示している」。更に、「LEDポジションランプなどの採用により、洗練され、スポーティなイメージを高めているのが特徴だ」と述べる。

また、「今回このメガーヌGTラインのフロントフェイスが変更されたことにより、現在日本に導入されているルノー全てのフロントフェイスがこの新デザインに変更されたことになる」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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