インターブランドは、グローバルのブランド価値評価ランキング「ベスト・グローバル・ブランズ2014」を発表した。
ランキングは、グローバルな事業展開を行うブランドを対象に、ブランドが持つ価値を金額に換算してランク付けするもので、今年で15回目となる。
2014年の結果は、2年連続でアップルが1位、Googleが2位を占めた。アップルのブランド価値は1189億ドルとなり、前年比21%増、2位のGoogleは同15%増の1074億ドルだった。インターブランドのベストグローバルブランドでブランド価値が1000億ドルを超えたのは初めて。
また、中国のテレコミュニケーションとネットワーク機器のメーカーHuaweiが94位となり、インターブランドのランキングに中国の会社が初めてランクインした。
自動車では、45位のアウディが同27%増の98億3100万ドルとなり、自動車ブランドで最も伸び率が高かった。順位も前年から6ランクアップした。
31位のフォルクスワーゲンは同23%増の137億1600万ドルと大幅に価値が上がった。日産は同23%増の76億2300万ドルで、56位となり、前年から順位を9つもアップした。
ベスト・グローバル・ブランズにランクインした自動車ブランドは14で、合計したブランド価値は2119億ドルと、昨年より14.6%増えた。
自動車ブランドトップはトヨタで、全体では8位となり前年から2ランクアップした。ブランド価値は同20%増の423億9200万ドルだった。
次いでメルセデス・ベンツの10位、BMWの11位、ホンダの20位と続く。
VWが31位、フォードが39位、ヒュンダイが40位、アウディが45位、日産が56位、ポルシェが60位、キアが74位、シボレーが82位、ハーレーダビッドソンが87位、ランドローバーが91位だった。