ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長は10月1日から受注を開始した『2シリーズ アクティブ ツアラー』について、「この新しいコンセプトを導入していくことは我々の将来の成功のカギを握っている」と述べた。
クロンシュナーブル社長は同日、都内で開いた発表会で「日本の市場に最適なクルマ」とした上で、「BMWらしい運動性能とスタイリング、快適であり、そして室内空間も広く、機能性も高いということで国産の多目的車にひけをとらないレベルのものが達成できている。新しいお客様を獲得することで新境地を開き、プレミアムコンパクトカーセグメントがさらに大きくなっていくと思う」と期待を寄せた。
2シリーズ アクティブ ツアラーがBMW初のFF車になることに関しては「全く心配はしてないし、抵抗感もない。最新の技術を投入して造ったFF車なので、実際に乗って頂いてもFR車との違いがほとんどわからないと思う。また何もBMWらしさを犠牲にせずに造られている自信を持っている」と強調した。
また競合車については「メルセデスベンツ『Bクラス』、フォルクスワーゲン『トゥーラン』が大きなライバルになると思うが、今後は国産車の方からもライバルが登場してくると思う」と述べた。